2018-01-20

proxy 環境下での Windows Update の失敗例 0x80244022 0x8024402f

最近某所の複数台のPCで Windows Updateが成功しないとの連絡があったので行ってきた。
Windows Updateのエラーコードは 0x80244022 0x8024402f
以下のURLの手順を実行しても問題は解決しなかった。

Windows Update 問題を修正する

windowsupdate.log (場所は大抵 C:\Windows 配下)をチェックしたところ、
WARNING: ECP: Failed to validate cab file digest downloaded from http://download.windowsupdate.com/msdownload/update/software/dflt/(中略)/何とか.cab with error 0x80091007
WARNING: ECP: This roundtrip contained some optimized updates which failed. (以下略)

的なエラーが発生していた。
壊滅済み英語力的にはダウンロードしてきたcabファイルのダイジェストの検証に失敗している模様。

Windows Update でダウンロードされる cabファイル名の '_'以降は ファイルの内容の SHA1ハッシュになっているらしいので
ブラウザで、cabファイルをダウンロードしてきてSHA1を取得したところ確かにファイルが壊れていた。
ここで、squid による proxy 環境下だったことを思い出したので、squidのキャッシュをクリアしたところWindows Updateは成功した。

どうやら、壊れたファイルがproxyによってキャッシュされたままになったのが、今回の Windows Update 失敗の原因だったらしい。


ちなみに、Windows 7 で SHA1 ハッシュを取得する際には以下のコマンドを使用した。
> certutil -hashfile ファイル名 SHA1

今回の件では、以下の例が参考になった。先人に感謝したい。
Q: Windows update 8024402F error, bad cab file

Windows Server 2012 R2をインストール直後、windows updateで「更新の確認」を実行するとエラーコード8024402Fが表示されてしまう


Comments:
同一の事象が発生して、解決策がなくて困っていたところ、このブログを発見しました。
Proxyのキャッシュをクリアしたところ、Windows Updateができるようになりました。

ありがとうございました! 助かりました。
 
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